復活の村
ユウジくんは一瞬ひるんだ表情を浮かべたけれど、しっかりと頷いた。


下手をすれば他にも犠牲者を出してしまうかもしれないんだ。


もう、自分たちのしたことがバレてしまうとか、そんなことを気にしている余裕はなかった。


「行こう」


外は暗闇に包まれていたけれど止まっている暇はなかった。


僕たちは2人で神社へ向かったのだった。
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