私、夢を叶えますっ!

「あっ、ぅん。愛ちゃん、ごめんね。ちょっとトイレ探すの時間かかってしまって・・・

もぅすぐそっちに戻るからっ。」


そう言って、駐車場を着た方向に戻った私。


「分かったぁ、待ってるから、じゃね。」

そう言って一方的に電話を切られてしまった。


何だか、愛ちゃんの声を聞いたら急に現実に戻されて、

さっきまでの事が嘘のように感じられた。


ムギュー

「いったぁーーーっ!」

やっぱり夢じゃないっ!


「よっしゃ~~~~~~~~~!」

頬の痛みも忘れて、ガッツポーズ。

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