私、夢を叶えますっ!
「愛ちゃん、おまたせっ。」
私の方を振り返った愛ちゃん。
(ゲッ!!!顔が恐いですよ・・・あなた・・・)
かなりの不機嫌なオーラだしまくりの愛ちゃん。
「ほっんとっ、最悪だょ。ずっと待ってたのに、
セキュリティーの人出てきて、
ZENはそれぞれ別々の車で、帰ったとか言うしっ・・・
でも、嘘かもって思ってしばらく待ってたけど、出てくる様子ないから皆あきらめたょ。」
(嘘じゃないもんね、私が見たのは圭だけだったから、
他のメンバーは別のとこから帰ったんだろう。
圭に会ったんだょ、私・・・しかも名前呼んでもらっちゃったしぃ。)
さっきの事を思い出して、顔がにやける私。
「ってか、ゆい。何ニヤニヤしてるのょ。
顔気持ち悪い・・・から辞めなょ。」
ガクッ
(あっ、ハイ。すみません・・・)
今日もコメント厳しいっすねぇ~愛様。
それでも、幸せな気分の私は、顔がにやけるのをとめる事が出来なかった。