私、夢を叶えますっ!
「あ~~ゆい。あんた騙したでしょっ。」
と愛ちゃん。
「騙してないもんっ!ただ愛ちゃんの真似してみただけっだしっ!」
と私。
「このぉ、言ったなぁ。」
ポフッ
そう言って愛ちゃんは私に枕を投げつけた。
「キャッ、やったなぁ。それっ!」
私は枕を愛ちゃん目がけて投げた。
「いたっ、こら~。エイッ」
今度はまた愛ちゃん。
しばらくそれの繰り返し。
「あんたたちぃ~、朝からバタバタしないでよねっ!」
ママの怒鳴り声で、一旦休戦。
「「は~~~~いっ!!」」
声をそろえて、返事する私たち。
それから、顔を見合わせて笑い出した。