私、夢を叶えますっ!

「「行ってきます」」

家を出たのは、11時頃。

今日は全て愛ちゃんにお任せするつもりで、

行くところ行くところ着いていく私。


「これイイョっ。」

「これ、似合うし」

「あっ、これ何でも合わせやすそうっ!」

「えっと、それからこれでしょっ。」

そう言ってドンドン服を買っていく愛ちゃん。


ちょっと心配になり、

「愛ちゃん、お金大丈夫なの???」

と聞いてみる。


「大丈夫だよっ。ちゃんとママに言ったから。

ママね、唯もようやくお洒落に目覚めたって言って、

私に感謝してたょっ!

しかも、今までの分を取り戻すために今日は、

思いっきりショッピング楽しんでおいでって言ってたし。」


とウィンクする愛ちゃん。


(ママ、後悔しても知りませんょ~~~)

私は心の中で、罪悪感を感じながらも、

今日の買い物をカナリエンジョイしていた。
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