私、夢を叶えますっ!

「そぅ。良かったわねぇ。愛ちゃんっ!

唯とも仲良く行ってきたみたいで、ママは嬉しいわっ。」

とママ。

(ママ・・・まだ残りのバッグはここにあるょ・・・

ごめんなさい・・・)

玄関に散乱している、ショッピングバッグを見て、心の中で謝った私に、

再び愛ちゃんの声が聞こえてきた。


「うんっ!すっごく楽しかったょ。姉妹っていいねっ!

ママ、唯と私を産んでくれてありがとうっ!

私、女の子でお洒落出来て、ホント嬉しいんだっ!」

だと。

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