私、夢を叶えますっ!

愛ちゃんは、頭にタオルを巻きつけてしかも首から

メガホン・・・


「愛・・ちゃん・・?それは一体何なの?」

と聞かずには居られなかった。


「これ?メガホンじゃんっ!パパのやつ借りてきた。」


(メガホンは見りゃ分かるよ。パパの大好きな野球の球団のものくらい・・・)


「じゃなくて、あなたは何なのょっ?

熱血コーチみたいになってんじゃんっ!!」

と突っ込んでみる。


「えっ!良いくないっ?何か、決まってるでしょっ。

青春してるっぽくていいかなって!!!」


(はぁ?もぅ好きにしてくださいっ・・・)


「じゃっ、よろしくっ。」


私は取り合えず、屈伸などしてストレッチを先に軽くして、走り出した。
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