私、夢を叶えますっ!
もともとスポーツ全般は苦手じゃない私。
「いいょ~っ、頑張ってっ、その調子っ!」
自転車で追いかけてくる愛ちゃん。
「恥ずかしいし、ちょっと黙っててよっ!」
と言った。
朝もそんな早いわけじゃないから、結構色んな人とすれ違って、
カナリ恥ずかしかった。
家まで戻ってきた頃には、7時40分をまわっていた。
「お疲れっ!じゃー明日っ。」
愛ちゃんはそれだけ言って、自転車を停めて先に家の中に入っていった。