私、夢を叶えますっ!
進むべき道
コンッコンッ
「失礼します。」
職員室のドアをノックしてから、入る。
私を見て、担任の柳先生が
「あっ、椎名サンっ。来たわねっ。
もしかしたら、忘れて帰ってしまったんじゃないかって思ってたの。
ハハハッ、ごめんなさいっ・・・」
と言った。
(ピンポーンッ!!せんせぇ~いっ、正解っですっ!)
と思いながら、
「ハハハッ、そんなことないですよっ。」
と苦笑いの私。
「チョット待ってね、すぐ終わるから」
先生は机に目を落とし何かチェックしていた。