私、夢を叶えますっ!

「ただいまぁ。」


家についてすぐに、私はリビングに行き、鞄をソファーの上に放り投げ、

台所までそのまま向かい、冷蔵庫の扉をあけ、

オレンシジュースを取り出し、コップに注いで一気に飲み干した。


「プッハ~ッ、おいしいっ!」


コップをシンクに下げてから、ソファーにそのまま横になった。


スリッパのパタパタとなる音が聞こえたかと思うと、


「あ~、ゆい今日はチョット遅かったのねっ?」

とママ。


「ぅんっ。あっそうだ、担任の柳先生がね、

何かママたちに話があるんだって・・・

今度家庭訪問するから、都合の良い日にち教えてだってさ。」


と伝えた。



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