私、夢を叶えますっ!
~コンサート当日の朝~
(やばぃ・・・・)
朝自分の顔を見て、ギョっとした私。
緊張して眠れなかった私の目の下には、
誰が見ても分かるくらいの熊(ガオォー)ぃや違った・・・
どす黒い隈(クマ)が出来てるではないかっ!
OMG(オーマイゴッド)!!!
急いで部屋を出て、愛ちゃんの部屋へノックもせず飛び込んだ。
バターッン
「愛ちゃ~ん。助けてぇょ。」
ベッドまで駆け寄りすがりつく私。
「ゆぅいぃ~、今何時・・・?」
愛ちゃんは目を擦りながら、めんどくさそうに聞く。
「そんなことはどうでもいいのっ!
それよりっ、これ見てよっ!
このクマ・・・こんなんじゃ、ZENに会えないじゃんっ!」