私、夢を叶えますっ!
「うんっ。もちろんっ!
だって、私が唯にお願いする事いっぱいあったけど、
唯から私にお願いなんて、された記憶ないしねっ。
実は待ってましたぁ、みたいな・・・」
そう言って小悪魔的笑顔を浮かべた愛ちゃん。
(うっ・・・頼んだ事を後悔しない事を願ぅよ)
「だって、唯って自分で思っている以上に元は良いんだよっ!
一応私の姉なんだしねッ。」
(お~ぃ、自分自慢ですかっ?!しかも一応って何っ?)
何て思いながらも、愛ちゃんの笑顔に負けて言い返せない私。
「唯って、いつも周りにどう思われようが、
全然気にしてなかったもんねぇ。
磨けば光るのに、もったいないっていつも海斗と話してたの。」