私、夢を叶えますっ!

「次は、メイクだね。

まずは、ここに座って。」

愛ちゃんの化粧台の前に座らされる。

そこには、並ぶ並ぶ化粧品の数々・・・

「まずは、このローションをたっぷり縫ってから・・・

唯の肌って何も手入れしてないのに、ニキビ一つなくて、

すごくスベスベで気持ち良いねぇ。」

プニー

「いひゃいほぉ(痛いょぉ)。」

愛ちゃんは私のほっぺたを引っ張って遊んでいる。


「はぁ、面白い。伸びた伸びたぁ。唯のほっぺた気持ち良いねぇ。」

何て、キャッキャッ言って笑っている愛ちゃん。

「人の顔をおもちゃにしないでよっ!」

ちょっと膨れっ面になっていった私。

< 41 / 216 >

この作品をシェア

pagetop