私、夢を叶えますっ!
「ママがご飯出来たってユイを呼んで来いだって。
早く来てよ。ブツブツ言われるの私なんだからっ。」
そう言って、部屋を出て行った愛ちゃん。
「はいはぁ~い。」
適当に返事してから、ベッドから這い出る私。
(あ~めんどくさぃ。)
制服を脱いで、ハンガーにかけてスウェットとTシャツに着替える私。
胸まである少し茶色い髪の毛を後ろで1つにまとめた。
(また、寝すぎてしまったょ・・・)
体中にだるさを感じて、足取り重くリビングへと向かう私。