私、夢を叶えますっ!

「何っ何っ、何なのよぉっ!そのドラマみたいなシチュエーションはぁ・・??」

と上機嫌の愛ちゃん。

「いゃ、そんなんじゃないでしょ、普通に。

しかもあの人こんな路地に1人で、帽子にサングラスっていかにも怪しげな感じだったし・・・」

と私。

「それがいいじゃないっ、正体不明の紳士様ぁ。

見たいな感じでさっ!」


とすでにドラマの妄想入りした愛ちゃん。


「ないないっ。」


ここは、大きく否定しとこうっ!

「で、でっ・・・」

と目を大きくして私を見る愛ちゃん。

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