私、夢を叶えますっ!
「で、って?」
愛ちゃんに全くついていけない私。
「で、その人の連絡先とか聞いたの?」
「はっ?
どうしてっ?」
「だってぇ、素敵ジャンこんな出会いっ!
ここから、恋愛に発展しちゃったりするかもしれないじゃんっ!」
と恋する少女モードの愛ちゃん。
(そんなありえないでしょっ、ってか)
「私、名前も聞かなかったしっ。」
そうだった・・・ちゃんとお礼も言ってないし。
(あぁ、駄目人間になりつつあるな、私。)