ユメミルハチミツコ~意地悪上司と秘密の関係!?~
い、一体いつから!?
ていうか、私が出た時には相馬先輩は部署にいた筈なのに、先にいるなんてまさか瞬間移動じゃ??
「ったく。無駄口叩くんなら手と足動かせよ…」
なんて、私達の目の前に仁王立ちする先輩が、溜め息まじりに声を出す。
「先輩、いつから……」
「そ、相馬……せ、先輩。この際言わせて貰いますが!コ、ココロをいじめないで下さい!」
サキちゃんが私の背中に隠れながら顔を真っ青にしながら叫ぶ。
「いじめだと?」
「ど、怒鳴ったり、む、無理に労働さ、させたり……」
「立派な指導だろ」
「言いましたよ!言いましたからね!!」
先輩がフッと口許を緩ませると同時に、サキちゃんが慌ててその場を逃げ出した。