永遠の空



あたしは頭の中が
ぐちゃぐちゃで訳が
分からずにいた。


『泣いてる咲を置いて行く訳ないだろ。つか、咲お前勘違いしてる。』

『えっ?』


『俺彼女いないけど。』

と、あたしを見つめて
言う拓矢。


『…………えー!?!?』

『何その間。』

と、笑いだす拓矢。


あたしは頭の上には
ハテナマークがいっぱいだ。


『さっきの女の子彼女じゃないの?』


『うん。咲の勘違い。まあ、そういうところが可愛いんだけどね。』


あたしは思わず耳を
疑った。


『えっ?』

と、首をかしげ拓矢を見つめる。


『あー////もう、その顔反則。お前の事いつから俺が好きだと思ってんの。』

そう言った拓矢は
更にあたしの耳元で



『愛してる。』





(あたしも…////)(知ってる。)



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