幼なじみの一途な狂愛
悟史「乙哉ってさ」
スグル「んー?」
悟史「スゲーよなぁー」
光昭「は?どうしたの?急に…」
悟史「だって、俺だったら……梨々香ちゃんのこと襲いそうだから」
貴生「あー、確かに!!
好きな女と、ひとつ屋根の下なんて……生き地獄だな」
乙哉のマンションからの帰り道。
スグル達が話している。
スグル「まぁな。女と同居は勘弁だな!
俺も、欲が出る!」
光昭「それだけ乙哉は、梨々ちゃんが大事なんだよ」
スグル・悟史・貴生「確かに!!」
スグル「10年、想い続けるってどんな感じなんだろ?」
悟史「とにかく、苦しいんじゃね?」
貴生「純愛だな」
光昭「きっと、想いが通じ合ったら……」
スグル「ん?」
光昭「乙哉、壊れるよ、きっと……」
悟史「は?光昭?」
貴生「壊れるって?」
光昭「ずーっと我慢してた、乙哉の中の梨々ちゃんに対する“愛情”が、爆発するんじゃないかな?
梨々ちゃんのことに関して、強欲になって……
梨々ちゃんの全てが欲しくなる」
スグル「光昭…?」
光昭「自分だけを見ててほしくなって、自分のことだけを考えてほしくなって、梨々ちゃんの目に映るモノも、一人占めしたいって思うようになる……
視覚も聴覚も、梨々ちゃんに流れてる血でさえも……」
悟史「ちょっ……光昭!!怖いこと言うなよ!!」
貴生「そうだぞ!!」
スグル「光昭?」
光昭「僕の知り合いに、異常な奴がいたから。
そいつと重なっちゃって!!
ごめん!乙哉がそうなるなんて、わからないよね(笑)」
とは言ったものの、スグル達は完全には否定できなかった。
それ程までに乙哉は恐ろしい人間で、ある意味純粋で、梨々香への愛情が深いのだ。
スグル「まぁ、俺達は見守るしかないよな……!」
光昭「そうだね!」
スグル達は、なんとなく重い足取りで帰路についた。
スグル「んー?」
悟史「スゲーよなぁー」
光昭「は?どうしたの?急に…」
悟史「だって、俺だったら……梨々香ちゃんのこと襲いそうだから」
貴生「あー、確かに!!
好きな女と、ひとつ屋根の下なんて……生き地獄だな」
乙哉のマンションからの帰り道。
スグル達が話している。
スグル「まぁな。女と同居は勘弁だな!
俺も、欲が出る!」
光昭「それだけ乙哉は、梨々ちゃんが大事なんだよ」
スグル・悟史・貴生「確かに!!」
スグル「10年、想い続けるってどんな感じなんだろ?」
悟史「とにかく、苦しいんじゃね?」
貴生「純愛だな」
光昭「きっと、想いが通じ合ったら……」
スグル「ん?」
光昭「乙哉、壊れるよ、きっと……」
悟史「は?光昭?」
貴生「壊れるって?」
光昭「ずーっと我慢してた、乙哉の中の梨々ちゃんに対する“愛情”が、爆発するんじゃないかな?
梨々ちゃんのことに関して、強欲になって……
梨々ちゃんの全てが欲しくなる」
スグル「光昭…?」
光昭「自分だけを見ててほしくなって、自分のことだけを考えてほしくなって、梨々ちゃんの目に映るモノも、一人占めしたいって思うようになる……
視覚も聴覚も、梨々ちゃんに流れてる血でさえも……」
悟史「ちょっ……光昭!!怖いこと言うなよ!!」
貴生「そうだぞ!!」
スグル「光昭?」
光昭「僕の知り合いに、異常な奴がいたから。
そいつと重なっちゃって!!
ごめん!乙哉がそうなるなんて、わからないよね(笑)」
とは言ったものの、スグル達は完全には否定できなかった。
それ程までに乙哉は恐ろしい人間で、ある意味純粋で、梨々香への愛情が深いのだ。
スグル「まぁ、俺達は見守るしかないよな……!」
光昭「そうだね!」
スグル達は、なんとなく重い足取りで帰路についた。