唯くん、大丈夫?
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再会。
2限目の授業が終わるまで、あと5分。
私の心臓は、いつになくバクバクと大きく脈打っている。
今朝、ついに、待ちに待った唯くんからのメッセージが2通届いた。
1つは、美琴とのグループトークに
『寝坊した』
もう1つは、個別のトークに
『昼休みそっち行く』
…
『昼休みそっち行く』
…
「昼休みそっち行く…」
誰にも聞こえないぐらいの小さい声でぼやいた。
私は今朝からずっと、唯くんとのトーク画面のその文字の羅列を眺めてる。
『昼休みそっち行く』で頭がいっぱいになって、板書してるはずのノートに『昼休みそっち行く』と書き出してしまう。
刻一刻と時計の針がお昼休みの時間に迫っていく。
私の心臓は、いつになくバクバクと大きく脈打っている。
今朝、ついに、待ちに待った唯くんからのメッセージが2通届いた。
1つは、美琴とのグループトークに
『寝坊した』
もう1つは、個別のトークに
『昼休みそっち行く』
…
『昼休みそっち行く』
…
「昼休みそっち行く…」
誰にも聞こえないぐらいの小さい声でぼやいた。
私は今朝からずっと、唯くんとのトーク画面のその文字の羅列を眺めてる。
『昼休みそっち行く』で頭がいっぱいになって、板書してるはずのノートに『昼休みそっち行く』と書き出してしまう。
刻一刻と時計の針がお昼休みの時間に迫っていく。