唯くん、大丈夫?
「唯くん、ちゃんとご飯食べてなかったの?」
私は唯くんのために購買で買っておいたおにぎりを手に、聞いてみる。
「ふん。…今朝は食ってくるふもりだったんだけど。」
唯くんは私から奪い取った残り物だらけの雑なお弁当を口いっぱいに頬張ってモグモグしている。
唯くんが食べるってわかってたらもっと気合い入れたのに。ぐすん。
あっという間にお弁当をたいらげた唯くんがペットボトルの緑茶をゴクゴク飲んで、
私は唯くんの喉仏が動くのを凝視してしまう。
「ッハー…」
無表情なのに、溢れ出る多幸感。
はい。お茶のCM決定しました。
これはCM放送後に全国の販売店からお茶が消えますね。
「…ごちそうさま。」
ご飯粒ひとつ残さずキレイになった私のお弁当箱がかえってくる。
おいしかったってことかな?
嬉しくて、ついニヤニヤする。
唯くんはふぁ…と大きなあくびをして、またベッドに転がった。
私は唯くんのために購買で買っておいたおにぎりを手に、聞いてみる。
「ふん。…今朝は食ってくるふもりだったんだけど。」
唯くんは私から奪い取った残り物だらけの雑なお弁当を口いっぱいに頬張ってモグモグしている。
唯くんが食べるってわかってたらもっと気合い入れたのに。ぐすん。
あっという間にお弁当をたいらげた唯くんがペットボトルの緑茶をゴクゴク飲んで、
私は唯くんの喉仏が動くのを凝視してしまう。
「ッハー…」
無表情なのに、溢れ出る多幸感。
はい。お茶のCM決定しました。
これはCM放送後に全国の販売店からお茶が消えますね。
「…ごちそうさま。」
ご飯粒ひとつ残さずキレイになった私のお弁当箱がかえってくる。
おいしかったってことかな?
嬉しくて、ついニヤニヤする。
唯くんはふぁ…と大きなあくびをして、またベッドに転がった。