唯くん、大丈夫?
「ン…、ゥ」




また吐息が漏れてしまう。


いちいちビクビクしてしまう私の反応を楽しむように、唯くんのキスは深くなっていく。


カチコチだったはずの身体はいつの間にか力が抜けてしまって、息をしようと開いた口から唯くんの舌が入ってくる。



「ふ……ぁ……っ」






どうしよう


どうしよう


なんか、変


ジンジンする


身体が熱い






私がトロトロに溶けきってどうしようもなくなったころ、ようやく唯くんが唇を離してハ…と吐息を吐いた。


熱っぽい目で優しく頬を撫でられるだけで、身体がビクッと反応する。




「…かわい」


「は…ゆ、唯、くん」


「…」




唯くんが私を抱き上げてベッドに下ろし、上に覆い被さった。




「ひゃ!?ちょ、ちょ、だ、ゆ、ゆゆ…!?」




もはや言語化できない私を、唯くんが余裕そうな笑みで見下ろす。







「…保健室ってやっぱ、イケナイ気分になるね」








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