唯くん、大丈夫?
……あれから唯くんとは会っていない。
会わないように、避けてる。
だって次会うときは、きっと、
「…っ、あー!ケーキ楽しみだなぁ!ね、美琴!」
「…うん」
私が不意に泣きそうになったのに気付いたのか、美琴がギュッと手を握ってくれる。
「…フフッ、美琴はイケメンだなぁ〜!美琴が男の子だったらすっごく素敵だろうなぁ」
繋いだ手をスリスリと頬擦りした。
「あはは、くすぐったいよ」
と、その時、背中に視線を感じた気がして振り返った。
…誰もいない。
「?」
「どうしたの、優花」
「ん?あー、なんでもない!」
気のせいだな、うんうん。
会わないように、避けてる。
だって次会うときは、きっと、
「…っ、あー!ケーキ楽しみだなぁ!ね、美琴!」
「…うん」
私が不意に泣きそうになったのに気付いたのか、美琴がギュッと手を握ってくれる。
「…フフッ、美琴はイケメンだなぁ〜!美琴が男の子だったらすっごく素敵だろうなぁ」
繋いだ手をスリスリと頬擦りした。
「あはは、くすぐったいよ」
と、その時、背中に視線を感じた気がして振り返った。
…誰もいない。
「?」
「どうしたの、優花」
「ん?あー、なんでもない!」
気のせいだな、うんうん。