ずっと探していた人は
教室のドアの方に目を向けると、こちらに戻ってくる大橋くんの姿が見えた。
「なんだって??」
興味津々と言った様子で、中川くんと徹は身を乗り出して大橋くんに尋ねた。
「別に。今日の放課後練習メニューの確認だけ」
大橋くんは、頬を少し赤らめながら答えた。
「メニューの確認だけで教室来たんだ~」
次は由夢がニヤニヤしながら答えた。
「今は花木さんが、監督と一緒に、練習メニュー考えてくれているから。ケガしないように、気を使ってくれているんだ」
大橋くんの言葉に、「そうかあ~と」中川くんが笑う。
「愛されてますねえ」
徹が茶化した一言に、大橋くんは真っ赤になり、3人がケタケタ笑う。
「ふーん……」
私はなんだかその様子がつまんなくて、今日だけは早く担任の先生が来て、ホームルームが始まればいいのになと思った。
「なんだって??」
興味津々と言った様子で、中川くんと徹は身を乗り出して大橋くんに尋ねた。
「別に。今日の放課後練習メニューの確認だけ」
大橋くんは、頬を少し赤らめながら答えた。
「メニューの確認だけで教室来たんだ~」
次は由夢がニヤニヤしながら答えた。
「今は花木さんが、監督と一緒に、練習メニュー考えてくれているから。ケガしないように、気を使ってくれているんだ」
大橋くんの言葉に、「そうかあ~と」中川くんが笑う。
「愛されてますねえ」
徹が茶化した一言に、大橋くんは真っ赤になり、3人がケタケタ笑う。
「ふーん……」
私はなんだかその様子がつまんなくて、今日だけは早く担任の先生が来て、ホームルームが始まればいいのになと思った。