ずっと探していた人は
「今日だけは特別に、この星の形をしたアイス、食べていいよ」
「え、いいよ、滝川さんが食べて」
大橋くんは遠慮するように、箱を私のほうへ押した。
「この星のアイスって、どうして人気か知ってる?」
「かわいいから?」
大橋くんは首をかしげる。
「普通は、丸い形でしょ。星の形って、結構珍しいの。だから、食べたら、願いがかなうんだって」
「そ、そうなんだー!!」
じゃあ俺たちも願いがかなうかな?と首をかしげて聞いた大橋くんがかわいくて、思わず笑う。
「食べていいよ。今日だけは特別に食べさせてあげる。だからまた明日から、練習頑張って」
次見つけた時は私が食べるからね、そう付け加えると、大橋くんは、ありがとう、と、喜ぶ。
そして、ゆっくり、まるで高級な食材を味わうかのように、アイスを食べた。
「え、いいよ、滝川さんが食べて」
大橋くんは遠慮するように、箱を私のほうへ押した。
「この星のアイスって、どうして人気か知ってる?」
「かわいいから?」
大橋くんは首をかしげる。
「普通は、丸い形でしょ。星の形って、結構珍しいの。だから、食べたら、願いがかなうんだって」
「そ、そうなんだー!!」
じゃあ俺たちも願いがかなうかな?と首をかしげて聞いた大橋くんがかわいくて、思わず笑う。
「食べていいよ。今日だけは特別に食べさせてあげる。だからまた明日から、練習頑張って」
次見つけた時は私が食べるからね、そう付け加えると、大橋くんは、ありがとう、と、喜ぶ。
そして、ゆっくり、まるで高級な食材を味わうかのように、アイスを食べた。