LOVEHATE~御曹司社長と黒い子作り婚~
「あれ?もしかして、もうイッたの?」
何処か馬鹿にするようにそう言うと、
指を私の中に入れて来る。
「中でも、イク?」
その言葉に首を横に振ると、激しく指を動かして来る。
なんだか、その行為に悔しくて涙が出て来る。
眞山社長はすぐにその指を引き抜くと、
羽織っていたガウンを脱ぎ捨て、
私の両足を広げるように持った。
「避妊しないのですか?」
そう訊く私に、小さく笑う。
「心配しなくても、中では出さないから」
そう言って、私の体にそれを押し込むように入れて来る。
中で出さなくても、妊娠する事はあるのに……。
そう思うと、怖くて怖くて、体が震える。
「―――お願い…抜いて下さい…。
いや…辞めて…」
自分の体が揺らされ、眞山社長が果てる迄。
私は恥じらう事もなく、声を出して泣いてしまった。
嫌だ…。
怖い…。