敏腕パイロットのドSな溺愛~離婚するはずが、エリート副操縦士は最愛妻を甘く包んで離さない~
「はじめまして。大地の母です。ずっとあなたに会いたかったわ。さあ、堅苦しいのはナシにして、食事を楽しみましょう。ここのお料理はとってもおいしいのよ」
気さくで好意的な雰囲気にほっとした。
大地さんは『母親は癖がある』と言っていたけれど、第一印象ではそんなふうには感じられなかった。
個室に通され、お義母さまと向かい合って席に着く。
食べ物の好き嫌いはないので、メニューのオーダーはお義母さまにお任せした。
まずはシャンパンで乾杯する。
それにしてもお義母さまがあまりにも美しくて、何度も目を奪われてしまう。
もし私と大地さんの間に赤ちゃんができたら、この最強の遺伝子を引き継げるのだろうか。
想像しただけで興奮してくる。
「あら、なんだか楽しそうね?」
「あっ、すみません!」
とっさに謝ってしまったけれど、私の脳内を知る由もないお義母さまは不思議そうに首をかしげた。
義母との初対面で妄想の世界に入れるなんて、私は図太いのかもしれない。
気さくで好意的な雰囲気にほっとした。
大地さんは『母親は癖がある』と言っていたけれど、第一印象ではそんなふうには感じられなかった。
個室に通され、お義母さまと向かい合って席に着く。
食べ物の好き嫌いはないので、メニューのオーダーはお義母さまにお任せした。
まずはシャンパンで乾杯する。
それにしてもお義母さまがあまりにも美しくて、何度も目を奪われてしまう。
もし私と大地さんの間に赤ちゃんができたら、この最強の遺伝子を引き継げるのだろうか。
想像しただけで興奮してくる。
「あら、なんだか楽しそうね?」
「あっ、すみません!」
とっさに謝ってしまったけれど、私の脳内を知る由もないお義母さまは不思議そうに首をかしげた。
義母との初対面で妄想の世界に入れるなんて、私は図太いのかもしれない。