オフィスラブは突然に〜鬼部長は溺愛中〜
「緊急連絡先を調べて、連絡してみます」
「すぐには目も覚めないだろうし、後でまた来てちょうだい」
「はい。お願いします」
響は一度社に戻り、柚の個人情報を調べる。人事部か役職者しか見れない。こんな時、自分が役職者である事が役に立つ。
そして、柚の緊急連絡先には、名前と兄の文字、そして携帯の番号が並ぶ。顔のわからない相手にドキドキしながら番号を押す。
1コール、2コール、3コール…
相手が中々出ない…
5コール目で諦めて切ろうとした時だった。
「はい」と若い男性の声が聞こえた。
「観月柚さんのお兄さんの携帯でしょうか?」
「はい。どちら様?」
「ユニバースエージェントの椎名と申します」
「はあ。柚がいつもお世話になってます。柚に何か?」
「はい。先程、胃が痛いと倒れられまして」
「エエッ!」
「医務室で診てもらって点滴をしてもらっています」
「すぐに行きたい所なんですが…今日は、帰れそうになくて」
「そうなんですね。他に迎えに来てくれる人とか…」
柚の彼氏が迎えに来た話を聞いたばかりなので、お兄さんなら知っているかと聞いてみた。
「すぐには目も覚めないだろうし、後でまた来てちょうだい」
「はい。お願いします」
響は一度社に戻り、柚の個人情報を調べる。人事部か役職者しか見れない。こんな時、自分が役職者である事が役に立つ。
そして、柚の緊急連絡先には、名前と兄の文字、そして携帯の番号が並ぶ。顔のわからない相手にドキドキしながら番号を押す。
1コール、2コール、3コール…
相手が中々出ない…
5コール目で諦めて切ろうとした時だった。
「はい」と若い男性の声が聞こえた。
「観月柚さんのお兄さんの携帯でしょうか?」
「はい。どちら様?」
「ユニバースエージェントの椎名と申します」
「はあ。柚がいつもお世話になってます。柚に何か?」
「はい。先程、胃が痛いと倒れられまして」
「エエッ!」
「医務室で診てもらって点滴をしてもらっています」
「すぐに行きたい所なんですが…今日は、帰れそうになくて」
「そうなんですね。他に迎えに来てくれる人とか…」
柚の彼氏が迎えに来た話を聞いたばかりなので、お兄さんなら知っているかと聞いてみた。