オフィスラブは突然に〜鬼部長は溺愛中〜
初カレ初デートの柚だが、体調が悪かったとはいえ、先に響の家にお泊りをしたなんとも不思議な状況だ。でも、それが良かったのかもしれない。
体調不良がきっかけで、響も柚も自分の気持ちに素直になれ、今この瞬間があるのだから。
手を繋いだ二人の身長差は30cm以上ある。それだけでも目立つが、更にはイケメンとカワイイ組合せカップルは、周囲の視線を集める。
柚は、響がカッコイイから注目されていると思っていて、自分を見る視線があるとは全く気づいていない。いつも楓と歩いていても同じ状況なので慣れている。普段から楓と共に柚も見られているが、その全てが楓への視線だと信じて疑わない。
一方の響は、女性からの視線には慣れていて気にも止めないが、今日は男性からの視線が多い事に内心舌打ちする。やはり、柚は小さくて可愛く目立つのだ。今まで彼氏がいなかった事が奇跡だ。しかも、本人は全く視線に気づいていない…
一度、双子の兄の楓とじっくり二人で話したいと思う。きっと今まで、柚を守って来てくれたのだろう。感謝しかない。
体調不良がきっかけで、響も柚も自分の気持ちに素直になれ、今この瞬間があるのだから。
手を繋いだ二人の身長差は30cm以上ある。それだけでも目立つが、更にはイケメンとカワイイ組合せカップルは、周囲の視線を集める。
柚は、響がカッコイイから注目されていると思っていて、自分を見る視線があるとは全く気づいていない。いつも楓と歩いていても同じ状況なので慣れている。普段から楓と共に柚も見られているが、その全てが楓への視線だと信じて疑わない。
一方の響は、女性からの視線には慣れていて気にも止めないが、今日は男性からの視線が多い事に内心舌打ちする。やはり、柚は小さくて可愛く目立つのだ。今まで彼氏がいなかった事が奇跡だ。しかも、本人は全く視線に気づいていない…
一度、双子の兄の楓とじっくり二人で話したいと思う。きっと今まで、柚を守って来てくれたのだろう。感謝しかない。