オフィスラブは突然に〜鬼部長は溺愛中〜
翌日出社すると見慣れた椎名部長の姿。柚は、そこに部長がいるだけで安心する。
「おはようございます」
「「おはよう」」先に出社していた先輩達からの挨拶が返ってくる。
そして、始業時間ギリギリにのんびり出社してくるのは…
「おはようございま〜す」と緩い挨拶をする高木だ。
午前中は鬼部長のお怒りの聞こえる中も、何事もなく過ぎる。
そしてこの日の午後、受付からの来客を知らせる一本の内線が部長に掛かって来た所から、事態は一変する。
「はい。椎名です」
「お疲れ様です。受付の長野です」
「お疲れ様」
「伝光堂の柳生様と橋田様がお見えになりました」
「わかった。直ぐにそちらに迎えに行く。待っててもらって」
「かしこまりました」
受話器を置き柚に声を掛ける。
「観月、来客があって社長室に案内するので、社長に内線を入れてもらえるか?」
「はい。わかりました」
それだけ伝えると、慌てた様子で受付に向かった。柚もすぐに社長に連絡する。社長の反応から事前に来客があることは、わかっていたみたいだ。
「おはようございます」
「「おはよう」」先に出社していた先輩達からの挨拶が返ってくる。
そして、始業時間ギリギリにのんびり出社してくるのは…
「おはようございま〜す」と緩い挨拶をする高木だ。
午前中は鬼部長のお怒りの聞こえる中も、何事もなく過ぎる。
そしてこの日の午後、受付からの来客を知らせる一本の内線が部長に掛かって来た所から、事態は一変する。
「はい。椎名です」
「お疲れ様です。受付の長野です」
「お疲れ様」
「伝光堂の柳生様と橋田様がお見えになりました」
「わかった。直ぐにそちらに迎えに行く。待っててもらって」
「かしこまりました」
受話器を置き柚に声を掛ける。
「観月、来客があって社長室に案内するので、社長に内線を入れてもらえるか?」
「はい。わかりました」
それだけ伝えると、慌てた様子で受付に向かった。柚もすぐに社長に連絡する。社長の反応から事前に来客があることは、わかっていたみたいだ。