オフィスラブは突然に〜鬼部長は溺愛中〜
柚が眠りについた頃、響は仕事を終えマンションに帰り着く。鍵を開けると真っ暗な部屋から、いつもと違う食欲をそそる匂いがする。
玄関に靴はないので、柚は帰ったのだろう。でも、ここに寄ってくれた事は間違いない。一気に疲れが吹き飛び足取り軽くキッチンに向かう。
キッチンのコンロには、美味しそうな雑炊が作って置いてある。今日は、昼ごはんを食べてから何も口にしていない。あまり空腹を感じなかったが、雑炊を見た瞬間『グゥ~』と盛大な音がなった。
そして、柚の綺麗な字でメモが置いてあった。
『響さんへ
遅くまでお疲れ様です。
鍵をもらった日に厚かましくお邪魔しちゃいました。
雑炊は弱火で温めてね。もし、食べて帰ってきていたら朝食にして下さい。
冷蔵庫にも惣菜が入ってます。
無理しないでね。また明日! 柚より』
柚の優しい心遣いに胸が熱くなる。どうしても柚の声が聞きたくなり、電話を掛けたが出ない。寝ているかもしれないが、ここに寄って無事に帰れたのかが無性に気になった。
玄関に靴はないので、柚は帰ったのだろう。でも、ここに寄ってくれた事は間違いない。一気に疲れが吹き飛び足取り軽くキッチンに向かう。
キッチンのコンロには、美味しそうな雑炊が作って置いてある。今日は、昼ごはんを食べてから何も口にしていない。あまり空腹を感じなかったが、雑炊を見た瞬間『グゥ~』と盛大な音がなった。
そして、柚の綺麗な字でメモが置いてあった。
『響さんへ
遅くまでお疲れ様です。
鍵をもらった日に厚かましくお邪魔しちゃいました。
雑炊は弱火で温めてね。もし、食べて帰ってきていたら朝食にして下さい。
冷蔵庫にも惣菜が入ってます。
無理しないでね。また明日! 柚より』
柚の優しい心遣いに胸が熱くなる。どうしても柚の声が聞きたくなり、電話を掛けたが出ない。寝ているかもしれないが、ここに寄って無事に帰れたのかが無性に気になった。