オフィスラブは突然に〜鬼部長は溺愛中〜
間違われ巻き込まれる
忙しいながらも二人の交際は順調だ。柚は合鍵をもらってから、定期的に響のマンションに寄っては料理を作っている。
仕事も、高木が抜けてからすぐは慌ただしかったが、すぐに落ち着きを取り戻し精神的苦痛がなくなった事の方が大きい。
二人の関係は、まだキス止まりだが確実に絆は深まっている。
この日も、残業なく仕事を終えた柚がスーパーに寄ってから、響のマンションのエントランスに入った時だった。
オートロックを解錠するタイミングで声を掛けられた。
「柚ちゃん」
「えっ?」まさかこんな所で声を掛けられると思っていなかったので、驚き振り返る。
「誉先生」
「ちょうど良かった!久しぶりに響に会いに来たんだけど、電話しても出なかったんだ」
「今日は、夕方から取引先に出掛けて遅くなるって言ってました」
「そうなんだ。柚ちゃん、もう響と同棲してるの?」
「いえ、してませんよ。響さんの夕食を作ろうかなぁと思って寄ったんです」
仕事も、高木が抜けてからすぐは慌ただしかったが、すぐに落ち着きを取り戻し精神的苦痛がなくなった事の方が大きい。
二人の関係は、まだキス止まりだが確実に絆は深まっている。
この日も、残業なく仕事を終えた柚がスーパーに寄ってから、響のマンションのエントランスに入った時だった。
オートロックを解錠するタイミングで声を掛けられた。
「柚ちゃん」
「えっ?」まさかこんな所で声を掛けられると思っていなかったので、驚き振り返る。
「誉先生」
「ちょうど良かった!久しぶりに響に会いに来たんだけど、電話しても出なかったんだ」
「今日は、夕方から取引先に出掛けて遅くなるって言ってました」
「そうなんだ。柚ちゃん、もう響と同棲してるの?」
「いえ、してませんよ。響さんの夕食を作ろうかなぁと思って寄ったんです」