たぶんもう愛せない
スーパーで夕食の献立を考える。
100円玉を入れてカート引き出すと、海と一緒に来た時のことを思い出す。
前回はそんなことは一度もなかった。
昨夜のようなことも、細かなことは思い出せないけど、海智はもっとクールだった気がする。私が変わってしまったからだろうか。
考え事していたらカートのカゴは空で何も手に取ることなく歩いてしまい鮮魚コーナーにいた。
「イカ」
「イカの煮物とか美味しいですよね」
氷の入った白い発泡スチロールに入ったイカを見てこれだ!と思って声に出してしまったことで隣にいた知らない女性が話をかけてきた。
でもそのおかげで献立が決まったので良かった。
「そうですね、おかげで閃きました」
イカを袋に入れて、カゴに入れると会釈をして野菜コーナー戻った。
100円玉を入れてカート引き出すと、海と一緒に来た時のことを思い出す。
前回はそんなことは一度もなかった。
昨夜のようなことも、細かなことは思い出せないけど、海智はもっとクールだった気がする。私が変わってしまったからだろうか。
考え事していたらカートのカゴは空で何も手に取ることなく歩いてしまい鮮魚コーナーにいた。
「イカ」
「イカの煮物とか美味しいですよね」
氷の入った白い発泡スチロールに入ったイカを見てこれだ!と思って声に出してしまったことで隣にいた知らない女性が話をかけてきた。
でもそのおかげで献立が決まったので良かった。
「そうですね、おかげで閃きました」
イカを袋に入れて、カゴに入れると会釈をして野菜コーナー戻った。