たぶんもう愛せない
<うらぎり>
目を覚ますとベッドの中だった。
時計を確認するとまだ12時過ぎくらいだ、楽しくてつい飲み過ぎてしまったのか途中から記憶が曖昧になっている。
楽しかった。
今日はもうその気持ちのまま眠ってしまおうと思った時、ドアが開いて誰かが入ってくる。
海かな?
お礼を言うために起きた方がいいだろうか?
そんなことをぼんやり考えていいると、その人はベッドに入り私のすぐ隣に来た。
「奈緒」
返事をしようとしたが、眠くてそれも億劫だった。
「寝てる?」
どうしよう、返事を・・・しないと
「今までずっとあきらめてきた、だけど欲張ってもいいのかな」
何を言ってるんだろう
「おやすみ」
海はそういうと背後から私を抱きしめる。
海の香りがとても心地よく安定剤となって意識が完全に途切れた。
時計を確認するとまだ12時過ぎくらいだ、楽しくてつい飲み過ぎてしまったのか途中から記憶が曖昧になっている。
楽しかった。
今日はもうその気持ちのまま眠ってしまおうと思った時、ドアが開いて誰かが入ってくる。
海かな?
お礼を言うために起きた方がいいだろうか?
そんなことをぼんやり考えていいると、その人はベッドに入り私のすぐ隣に来た。
「奈緒」
返事をしようとしたが、眠くてそれも億劫だった。
「寝てる?」
どうしよう、返事を・・・しないと
「今までずっとあきらめてきた、だけど欲張ってもいいのかな」
何を言ってるんだろう
「おやすみ」
海はそういうと背後から私を抱きしめる。
海の香りがとても心地よく安定剤となって意識が完全に途切れた。