たぶんもう愛せない
「海の誕生日、金曜日なのね。何かリクエストは?」
スーパーのイベントスペースで沖縄フェアをしていたので泡盛と海ブドウを買ってきた。
そこで夕食後、海ブドウを肴に泡盛のホッピー割りを飲みながらくつろいでいた。
「奈緒の手料理、俺の好物盛りかな」
そう言うとぐいっと泡盛を飲み干す。
「煮込みハンバーグと唐揚げ?」
「それいいね、というか海ブドウ食べながら泡盛って最高だな」
「でしょ?海ブドウなら泡盛っておもったんだけど、ふとホッピーも目が入って、前に居酒屋で飲んだのが美味しかったから買っちゃった」
「ホッピーか俺は初めて飲んだけど、これはこれでカジュアルで美味しいな。泡盛だけでも美味いけどな」
私はあなたに薬を盛られないことで安心して美味しく飲めるわ。な〜んて言えないけど。
明後日の誕生日、海は必ず弥生と外でデートしてくるはず。
さすがに、ホテルでの会話は盗み聞きはできないけど明日はたっぷりキスマークをつけてあげよう。
スーパーのイベントスペースで沖縄フェアをしていたので泡盛と海ブドウを買ってきた。
そこで夕食後、海ブドウを肴に泡盛のホッピー割りを飲みながらくつろいでいた。
「奈緒の手料理、俺の好物盛りかな」
そう言うとぐいっと泡盛を飲み干す。
「煮込みハンバーグと唐揚げ?」
「それいいね、というか海ブドウ食べながら泡盛って最高だな」
「でしょ?海ブドウなら泡盛っておもったんだけど、ふとホッピーも目が入って、前に居酒屋で飲んだのが美味しかったから買っちゃった」
「ホッピーか俺は初めて飲んだけど、これはこれでカジュアルで美味しいな。泡盛だけでも美味いけどな」
私はあなたに薬を盛られないことで安心して美味しく飲めるわ。な〜んて言えないけど。
明後日の誕生日、海は必ず弥生と外でデートしてくるはず。
さすがに、ホテルでの会話は盗み聞きはできないけど明日はたっぷりキスマークをつけてあげよう。