たぶんもう愛せない
青バラのネクタイの解体を始める。
裏地と合わせて2枚の布になるとアイロンをかけた所で夕食の準備を始める時間になった。
ミシンと裁縫道具を片付けていつものスーパーに向かった。
銀杏が並んでいた。
この季節だけだもの、酒の肴にしてもいいし
じっと銀杏をみつめていると
「茶碗蒸しに入っていると美味しいですよね」
背後から声がして慌てて振り返ると、テニススクールで一緒になった工藤さんだった。
あれ?こんなこと以前にもあった。
「こんにちは、もしかして以前イカの話をしたのも工藤さんだった?」
工藤さんはニコニコと笑って
「やっぱりそうだったんだ。この間、そんな気がしたけどいきなりイカの人ですか?なんて聞けなかったから」
「家が近かったんですね」
「献立は決まった?」
「茶碗蒸しと秋刀魚にします。工藤さんのおかげで献立が決まりました」
「秋刀魚かぁ。それいいわね、うちもそれにしよう」
しばらく一緒に買い物をしてから帰宅した。
裏地と合わせて2枚の布になるとアイロンをかけた所で夕食の準備を始める時間になった。
ミシンと裁縫道具を片付けていつものスーパーに向かった。
銀杏が並んでいた。
この季節だけだもの、酒の肴にしてもいいし
じっと銀杏をみつめていると
「茶碗蒸しに入っていると美味しいですよね」
背後から声がして慌てて振り返ると、テニススクールで一緒になった工藤さんだった。
あれ?こんなこと以前にもあった。
「こんにちは、もしかして以前イカの話をしたのも工藤さんだった?」
工藤さんはニコニコと笑って
「やっぱりそうだったんだ。この間、そんな気がしたけどいきなりイカの人ですか?なんて聞けなかったから」
「家が近かったんですね」
「献立は決まった?」
「茶碗蒸しと秋刀魚にします。工藤さんのおかげで献立が決まりました」
「秋刀魚かぁ。それいいわね、うちもそれにしよう」
しばらく一緒に買い物をしてから帰宅した。