レールアウト~婚約者に裏切られて彼の弟(生徒)にせまられます~番外編追加




「志保ちゃん、どうしたのー?」

「お腹が……、今ちょっとおかしな感じに…」

「痛いのー?大丈夫?」

「いや、それとは何か違う気がするのだけど」

「えー?何が??」



実は、ずっと心配していた事があった。
でも、前回きていたから大丈夫なのだと安心していたのに。今の性行為の直後だから、ではない体の変化。自分の体のちょっとした異変に不安がうまれていく。



「えっ、志保ちゃん、なに?なにー?」

「ちょっと、太央、ごめん」


太央を押し退けて、ベッドから立ち上がり乱れた下着を直しシャツのボタンもしっかりと止めた。
なにも言わずふらふらとアパートから外に出れば、太央も慌てて制服を整えてから私の後ろについてくる。




「ねーねー、急にどうしたの?志保ちゃん、待ってよー」

「……」

「なんで、ここ入るのー?」

「……」

「ねぇ、何買いに……っ!?」


1番近いドラッグストアで、スティック状のアレが入った箱を手に取ると、流石(さすが)の太央も言葉がつまった。



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