真・T☆LOVE 〜滅亡の時〜
ライオネルの明けたシールドの穴から、無数のミサイルが内部へと撃ち込まれ、シールドが消えた。


「ば、バカな⁉️ミゲル、反撃しろ」

「ハッ❗️」

要塞に設置された兵器で反撃するHEAVEN。
人間同士の兵器による戦闘が始まった。

総攻撃をかける艦隊。

「中央の建物に集中してミサイルを…」

「バーン、待って❗️あそこには、ヴェロニカがいる❗️」

ラブがその指令を止める。

「T2、あの中へ突っ込んで!」

「了解、少々揺れるぜ❗️」

対空砲を神業でかわし、T2がMF-9の機体を要塞の中央部へ進める。

「ピンポーン!乗客の皆様、頭を抱えて、衝撃に備えてくださ~い。いくぜ❗️」

「ズガガガガーンッ💥❗️」

比較的平坦な場所を選んではいたが、機体は何度か跳ね、バラバラになりながらも何とか止まった。

「ってて。ラブ、大丈夫か?」

「T2、これ開けて!行くわよ❗️」

「はいはい。たまにはまともな着陸シーンも作ってほしいぜ。ちゃんとできないと思われちまう。フンッ❗️」

「バンッ!」

T2が、そのパワーでハッチを吹き飛ばした。

「ヒューンッ!」

「ヤバッ💦」

二人が飛び降りた瞬間、砲弾が機体を爆撃した。

「まったく、えらい歓迎ようだぜ。ゲッ⁉️」


中心にあるピラミッド型の建物へ向かう道に、数百人の兵士が待ち構えていた。

「懐かしいな、ラブ。かつてはこうして一緒に戦ったもんだ」

「T2、今日ばかりは、遠慮はいらない。GO❗️」

真正面から、高速で走り込んで行く2人。
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