真・T☆LOVE 〜滅亡の時〜
「こんのヤロー!調子に乗んじゃねぇ!ッリャー❗️」

怒りに身を任せ、鬼神と化したT2の破壊力は、凄まじいものであった。

貫通弾に数箇所を撃たれながらも、瞬く間に特殊部隊を壊滅させたのである。


「ラブ、お待たせ!」

「T2・・・ボロボロね」

「お前に言われたくねぇな」

「ありがと。頼りになるわ」

ラブが戦士の頬にキスをした。

「バ・・・バッカヤロウ。おめぇなぁ💦」


照れるT2を置いて、進みかけたラブが空を見上げる。

「クソッ!」

シールドが再び要塞を覆っていた。

突入してきた戦闘機が次々とシールドに衝突して、炎上する。

(アイ、リミットは?)

(あと、15分程度です)

「T2、急がないと❗️」

二人は、ピラミッドへと懸命に走った。
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