真・T☆LOVE 〜滅亡の時〜
TERRAの地下駐車場、その更に下深く。
限られた者しか知らない極秘エリアがあった。
そこはまるで、遥か未来の空間を思わせる世界であった。
その中心に、マザーコンピュータのアイがいて、世界中だけでなく、宇宙をも監視していた。
ここが、ラブの本拠地である。
ちなみに、このビルの最上階フロアが彼女の「家」であるが、多忙の彼女が、そこに住むことは、まずないのである。
ラブの脳波を感知し、アイがドアを開ける。
このドアを開閉できるのはアイだけであった。
中には、既にティークとT2が待っていた。
ティークとT2は、ラブの最も信頼する友であり、彼女を守る最強の戦士である。
「ティーク、アラスカから消えた15人は、まだ見つからないの?」
ティークは先月、ラブの指示で、アラスカに落ちた《《もの》》を調査に行った。
身長178センチ、すらっとしたスタイルに、いつも黒尽くめの服装をまとった、クールなタフガイである。
前髪で隠した方目には、あらゆるものを透視する目「スパイアイ」が埋め込まれている。
また、剣術においてはラブに匹敵する程の実力を持っていた。
「ああ。機体にはシールドが張られていた様で、それが停止するまで発見されなかった。ここ(地球)に来たのは、発見の5日前だ。その日から、墜落現場近くに住む15名が消息を絶っている。NASAもEARTHも関連性ありと見てはいるが…未だ不明だ」
EARTHは、地球規模の危機に対応すべく、ラブが作りあげた機密組織である。
その存在は各国のトップシークレットであり、EARTHは、国際的に何よりも優先される特権を許されていた。
やって来た「もの」は、地球外からの無人の小型飛行船であった。
現在はNASAが極秘で調査を進めている。
限られた者しか知らない極秘エリアがあった。
そこはまるで、遥か未来の空間を思わせる世界であった。
その中心に、マザーコンピュータのアイがいて、世界中だけでなく、宇宙をも監視していた。
ここが、ラブの本拠地である。
ちなみに、このビルの最上階フロアが彼女の「家」であるが、多忙の彼女が、そこに住むことは、まずないのである。
ラブの脳波を感知し、アイがドアを開ける。
このドアを開閉できるのはアイだけであった。
中には、既にティークとT2が待っていた。
ティークとT2は、ラブの最も信頼する友であり、彼女を守る最強の戦士である。
「ティーク、アラスカから消えた15人は、まだ見つからないの?」
ティークは先月、ラブの指示で、アラスカに落ちた《《もの》》を調査に行った。
身長178センチ、すらっとしたスタイルに、いつも黒尽くめの服装をまとった、クールなタフガイである。
前髪で隠した方目には、あらゆるものを透視する目「スパイアイ」が埋め込まれている。
また、剣術においてはラブに匹敵する程の実力を持っていた。
「ああ。機体にはシールドが張られていた様で、それが停止するまで発見されなかった。ここ(地球)に来たのは、発見の5日前だ。その日から、墜落現場近くに住む15名が消息を絶っている。NASAもEARTHも関連性ありと見てはいるが…未だ不明だ」
EARTHは、地球規模の危機に対応すべく、ラブが作りあげた機密組織である。
その存在は各国のトップシークレットであり、EARTHは、国際的に何よりも優先される特権を許されていた。
やって来た「もの」は、地球外からの無人の小型飛行船であった。
現在はNASAが極秘で調査を進めている。