真・T☆LOVE 〜滅亡の時〜
向けられた銃口など、怒りに燃えるメイには、目に入らない。
「キサマ、ヘブンか❗️」
ラブがヘブンを追っているのは知っていた。
「美樹ちゃんは、関係ないだろうが💢」
美樹を抱きしめたまま、銃の前へ立ち上がるメイ。
燃える目で一歩踏み出した🔥。
「メイ、よすんだ❗️」
鷲崎が叫ぶ。
メイの気迫に、引き金にかけた指が一瞬とまどう。
その瞬間。
「バシュバシュ❗️」
空気を潰したサイレンサーの音が2発。
頭を撃ち抜かれ、二人が床に倒れた。
メイと鷲崎が、かすかに煙りの立ち上がる銃へと目を向けた。
入り口には、拾った銃を片手に、モジャ髭が立っていた。
黒スーツの男が、前方を確認に行く。
「大丈夫かメイ?」
「あんたは・・・」
モジャ髭がサングラスと髭を取った。
「鬼島組長!」
関東を束ねるヤクザ、鬼島組組長の鬼島龍平(38歳)であった。
大きな抗争で、ラブに命を助けられた彼は、彼女に命を預けることを誓った一人である。
お忍びで、高知のヤクザとの会合の帰りであった。
「…遅いよ・・・組長・・・」
「すまん。まさか、発砲するとは・・・」
メイの腕の中、血まみれで動かない少女を見つめる。
「…ラブに・・・ラブに知らせなきゃ・・・美樹、死んじゃダメ・・・」
力無く、メイがつぶやく。
拳銃を持ったまま、鬼島が機首へと走る。
「バシュ!バシュ!バシュ!!」
内側からロックされたコックピットのドアに3発撃ち込み、ドアを蹴破った。
「おい、運転手! 殺されたくなかったら、成田までぶっ飛ばせ❗️」
「キサマ、ヘブンか❗️」
ラブがヘブンを追っているのは知っていた。
「美樹ちゃんは、関係ないだろうが💢」
美樹を抱きしめたまま、銃の前へ立ち上がるメイ。
燃える目で一歩踏み出した🔥。
「メイ、よすんだ❗️」
鷲崎が叫ぶ。
メイの気迫に、引き金にかけた指が一瞬とまどう。
その瞬間。
「バシュバシュ❗️」
空気を潰したサイレンサーの音が2発。
頭を撃ち抜かれ、二人が床に倒れた。
メイと鷲崎が、かすかに煙りの立ち上がる銃へと目を向けた。
入り口には、拾った銃を片手に、モジャ髭が立っていた。
黒スーツの男が、前方を確認に行く。
「大丈夫かメイ?」
「あんたは・・・」
モジャ髭がサングラスと髭を取った。
「鬼島組長!」
関東を束ねるヤクザ、鬼島組組長の鬼島龍平(38歳)であった。
大きな抗争で、ラブに命を助けられた彼は、彼女に命を預けることを誓った一人である。
お忍びで、高知のヤクザとの会合の帰りであった。
「…遅いよ・・・組長・・・」
「すまん。まさか、発砲するとは・・・」
メイの腕の中、血まみれで動かない少女を見つめる。
「…ラブに・・・ラブに知らせなきゃ・・・美樹、死んじゃダメ・・・」
力無く、メイがつぶやく。
拳銃を持ったまま、鬼島が機首へと走る。
「バシュ!バシュ!バシュ!!」
内側からロックされたコックピットのドアに3発撃ち込み、ドアを蹴破った。
「おい、運転手! 殺されたくなかったら、成田までぶっ飛ばせ❗️」