真・T☆LOVE 〜滅亡の時〜
~ボスニア~
政府軍指令補佐官の別荘を、EARTHのエージェントが取り囲んでいる。
奥田の写真に写った人物の一人であり、裏でHEAVENと繋がっていた。
高い塀があり、中の様子は見ることができないが、護衛がいることは間違いない。
「正面ゲートに4人、玄関に5人、裏手に3人、中にはやつの他に7人。外の護衛は軍人だが、中は・・・違うな」
完全武装のエージェントの中で、一人だけ黒いサマースーツにサングラス。
ラブの右腕、ティークである。
彼の左目には、あらゆるものを透視できる「スパイアイ」が仕込まれていた。
「お前たちは、裏手に回って、逃げ道を塞げ」
「また、罠では?」
「罠に19人もの武装兵はつけないさ」
そう言って、スッっと立ち上がったティークは、平然と正面ゲートへ歩いて行く。
「ティ!ティークさん!!全く無茶な。おい、行くぞ」
彼らはティークの指示に従い、裏手へと移動した。
「ダダダダッ!」
ティークの足元に銃が撃ち込まれる。
「止まれ。何者だ?」
それには全く動じず、歩みを止めることなく、ティークが進む。
「シュ」
特殊合金の長剣を抜いた。
「かまうな、撃て!」
その指示で、4丁のマシンガンの狙いが定まる。
「さて・・・行くか」
つぶやいた瞬間、ティークが歩いていた場所に土煙だけが残った。
超人的なスピードでゲートへ駆け、3メートル程の塀を飛び越える。
塀の穴から彼を狙っていた4人が、彼の姿をその目に捕らえることはなかった。
ティークは、一瞬の内に4人を気絶させ、玄関へと走る。
玄関前にいた5人も異変に気づく。が、それはもう手遅れであった。
政府軍指令補佐官の別荘を、EARTHのエージェントが取り囲んでいる。
奥田の写真に写った人物の一人であり、裏でHEAVENと繋がっていた。
高い塀があり、中の様子は見ることができないが、護衛がいることは間違いない。
「正面ゲートに4人、玄関に5人、裏手に3人、中にはやつの他に7人。外の護衛は軍人だが、中は・・・違うな」
完全武装のエージェントの中で、一人だけ黒いサマースーツにサングラス。
ラブの右腕、ティークである。
彼の左目には、あらゆるものを透視できる「スパイアイ」が仕込まれていた。
「お前たちは、裏手に回って、逃げ道を塞げ」
「また、罠では?」
「罠に19人もの武装兵はつけないさ」
そう言って、スッっと立ち上がったティークは、平然と正面ゲートへ歩いて行く。
「ティ!ティークさん!!全く無茶な。おい、行くぞ」
彼らはティークの指示に従い、裏手へと移動した。
「ダダダダッ!」
ティークの足元に銃が撃ち込まれる。
「止まれ。何者だ?」
それには全く動じず、歩みを止めることなく、ティークが進む。
「シュ」
特殊合金の長剣を抜いた。
「かまうな、撃て!」
その指示で、4丁のマシンガンの狙いが定まる。
「さて・・・行くか」
つぶやいた瞬間、ティークが歩いていた場所に土煙だけが残った。
超人的なスピードでゲートへ駆け、3メートル程の塀を飛び越える。
塀の穴から彼を狙っていた4人が、彼の姿をその目に捕らえることはなかった。
ティークは、一瞬の内に4人を気絶させ、玄関へと走る。
玄関前にいた5人も異変に気づく。が、それはもう手遅れであった。