イケメン総長は、姫を一途に護りたい
勝負に勝った亜麗朱に主導権が移ってから、光さんはわたしに名前で呼んでほしいと相談してきた。
千隼くんのことも名前で呼んでいたから、自分もそうしてほしいと。
勝負のあと、まだ体調が万全ではなかった光さんは、また数日寝込んだ。
だけど、パンフレットの撮影までには復活して、無事に写真撮影を終えることができた。
仲よさそうに顔を合わせて、学校案内をするパンフレットに載るわたしと光さんは、知らない人が見れば、付き合っているのかと勘違いされそうだ。
光さんは、千隼くんがいなくなって元気のないわたしのために、夏休み中、いろいろな場所へ連れて行ってくれた。
遊園地、水族館、映画館…などなど。
そのどれも楽しかった。
だけど、いつもふとしたときに、千隼くんのことを思い出してしまう。
千隼くんのことも名前で呼んでいたから、自分もそうしてほしいと。
勝負のあと、まだ体調が万全ではなかった光さんは、また数日寝込んだ。
だけど、パンフレットの撮影までには復活して、無事に写真撮影を終えることができた。
仲よさそうに顔を合わせて、学校案内をするパンフレットに載るわたしと光さんは、知らない人が見れば、付き合っているのかと勘違いされそうだ。
光さんは、千隼くんがいなくなって元気のないわたしのために、夏休み中、いろいろな場所へ連れて行ってくれた。
遊園地、水族館、映画館…などなど。
そのどれも楽しかった。
だけど、いつもふとしたときに、千隼くんのことを思い出してしまう。