イケメン総長は、姫を一途に護りたい
彼女宣言したい
『2年A組に、女の転校生がきた!』
という噂は、その日の始業式の前には、全校生徒たちの間に広まっていて――。
始業式後。
A組の教室には、わたしをひと目見ようとやってきた、1年生から3年生までの男子生徒たちで溢れかえっていた。
「うわー!本当に、この学校に女の子がいる!」
「しかも、私服かわいすぎだろっ!」
「ゆるふわロングヘアがたまんねぇ〜!」
あまりにもみんなで押し寄せてくるから、一瞬もみくちゃにされそうになった。
だけど――。
「咲姫に指一本でも触れてみろ。お前ら、ただじゃすまねぇからな」
千隼くんはわたしの前に立ちはだかり、他の男の子を半径2メートル以内には近づけないようにしてくれた。
ほとんどの男の子は、千隼くんの気迫に負けて、おとなしく言うことを聞いている。
という噂は、その日の始業式の前には、全校生徒たちの間に広まっていて――。
始業式後。
A組の教室には、わたしをひと目見ようとやってきた、1年生から3年生までの男子生徒たちで溢れかえっていた。
「うわー!本当に、この学校に女の子がいる!」
「しかも、私服かわいすぎだろっ!」
「ゆるふわロングヘアがたまんねぇ〜!」
あまりにもみんなで押し寄せてくるから、一瞬もみくちゃにされそうになった。
だけど――。
「咲姫に指一本でも触れてみろ。お前ら、ただじゃすまねぇからな」
千隼くんはわたしの前に立ちはだかり、他の男の子を半径2メートル以内には近づけないようにしてくれた。
ほとんどの男の子は、千隼くんの気迫に負けて、おとなしく言うことを聞いている。