総長、私のリボンほどいて。🎀
*
「あぁ、今日も暑いな」
放課後の空の下、孤独に歩道を歩いている私は、星野ありす、17歳。
飾紐高校に通ってて、
半袖のセーラー服にピンクのリボン、
チェックの薄い灰色とピンクのスカートは可愛くていいけど…、
黒のふわロングのウィッグ外したい。
だけど外せない。
“氷雅お兄ちゃん”との約束だから。
お母さんの母はイギリス人で、
日本人の祖父と結婚して黒髪のお母さんが生まれた。
そしてお母さんは日本人のお父さんと結婚したんだけど、
私とお兄ちゃんは祖母の遺伝で髪の色が金髪っぽい。
「あぁ、今日も暑いな」
放課後の空の下、孤独に歩道を歩いている私は、星野ありす、17歳。
飾紐高校に通ってて、
半袖のセーラー服にピンクのリボン、
チェックの薄い灰色とピンクのスカートは可愛くていいけど…、
黒のふわロングのウィッグ外したい。
だけど外せない。
“氷雅お兄ちゃん”との約束だから。
お母さんの母はイギリス人で、
日本人の祖父と結婚して黒髪のお母さんが生まれた。
そしてお母さんは日本人のお父さんと結婚したんだけど、
私とお兄ちゃんは祖母の遺伝で髪の色が金髪っぽい。