総長、私のリボンほどいて。🎀
*
「ただいま」
7月3日の夜。いつも通り部屋にいるとバイトから帰ってきた氷雅お兄ちゃんが声をかけてきた。
私はドキッとする。
氷雅お兄ちゃん、高校の制服(半袖シャツ)着てるってことは高校からバイト先まで直行したのかな?
平常心、平常心…。
「おかえりなさい」
「着替えたらすぐ晩飯作る」
「あ、うん」
氷雅お兄ちゃんは自分の部屋に向かう。
「はぁ…」
私は両手で顔を隠す。
氷雅お兄ちゃんと話すだけで緊張する。
こんなんでほんとうに家抜け出せるのかな…。
「ただいま」
7月3日の夜。いつも通り部屋にいるとバイトから帰ってきた氷雅お兄ちゃんが声をかけてきた。
私はドキッとする。
氷雅お兄ちゃん、高校の制服(半袖シャツ)着てるってことは高校からバイト先まで直行したのかな?
平常心、平常心…。
「おかえりなさい」
「着替えたらすぐ晩飯作る」
「あ、うん」
氷雅お兄ちゃんは自分の部屋に向かう。
「はぁ…」
私は両手で顔を隠す。
氷雅お兄ちゃんと話すだけで緊張する。
こんなんでほんとうに家抜け出せるのかな…。