総長、私のリボンほどいて。🎀
*
「怜王、“明日、高校”ってどういうこと?」
後ろから凜空が腕を組みながら尋ねる。
「…はぁ、聞いてたのか」
「…そのまんまの意味だけど?」
「ありすちゃんに近づいたの」
「“名前がありす”だけじゃないよな?」
「あの子、何者?」
「…………」
怜王は無言で靴を脱ぎ、居間に戻っていく。
凜空《りく》は戻って来た怜王の右腕を掴む。
「明日から高校って本気かよ」
「え」
夕日は驚く。
「怜王、マジで!?」
翔が聞くと、
「…あぁ、本気だ」
怜王が真面目な顔で答える。
「怜王、“明日、高校”ってどういうこと?」
後ろから凜空が腕を組みながら尋ねる。
「…はぁ、聞いてたのか」
「…そのまんまの意味だけど?」
「ありすちゃんに近づいたの」
「“名前がありす”だけじゃないよな?」
「あの子、何者?」
「…………」
怜王は無言で靴を脱ぎ、居間に戻っていく。
凜空《りく》は戻って来た怜王の右腕を掴む。
「明日から高校って本気かよ」
「え」
夕日は驚く。
「怜王、マジで!?」
翔が聞くと、
「…あぁ、本気だ」
怜王が真面目な顔で答える。