総長、私のリボンほどいて。🎀
*
「氷雅お兄ちゃん、まだ寝てて良かった…」
私は部屋でトップスとショートパンツに着替えていた。
黒のふわロングのウィッグを取って、それ専用のハンガーにかけ、スマホの時計を見る。
え、もう3時!?
月沢くんの部屋に3時間いたんだ…。
……あ、月沢くんからライン!?
マナーモードにしておいて良かった…。
私はトークをタップし、ラインのトーク画面を開く。
『…部屋着いた?』
月沢くんと初ライン…ドキドキする。
『うん。バレずに済んだよ』
『…良かった。星野おやすみ、また明日な』
『うん。月沢くん、おやすみなさい』
トークが終わると私はスマホをぎゅっと抱き締め、鞄の中に隠してベットに寝転がる。
「……疲れた」
夢みたいな一日だったな。
両目にじわりと涙が浮かび、
きらきらと星のように光っては頬から零れ落ちていく。
今日はもう、
興奮して眠れそうにないや。
「氷雅お兄ちゃん、まだ寝てて良かった…」
私は部屋でトップスとショートパンツに着替えていた。
黒のふわロングのウィッグを取って、それ専用のハンガーにかけ、スマホの時計を見る。
え、もう3時!?
月沢くんの部屋に3時間いたんだ…。
……あ、月沢くんからライン!?
マナーモードにしておいて良かった…。
私はトークをタップし、ラインのトーク画面を開く。
『…部屋着いた?』
月沢くんと初ライン…ドキドキする。
『うん。バレずに済んだよ』
『…良かった。星野おやすみ、また明日な』
『うん。月沢くん、おやすみなさい』
トークが終わると私はスマホをぎゅっと抱き締め、鞄の中に隠してベットに寝転がる。
「……疲れた」
夢みたいな一日だったな。
両目にじわりと涙が浮かび、
きらきらと星のように光っては頬から零れ落ちていく。
今日はもう、
興奮して眠れそうにないや。