Mazzo d'amore
「冒険みたいだね」
「いざしゅっぱーつ!」
家の近所の公園に2人で勝手に行く事はあったが外の道を大人無しで歩くのは私も菜音くんも初めてだった。
線路を越え遊歩道へと入り進んでいく。
遊歩道を進むと左手側に河川敷がある。
「菜音くん私この前ね、四つ葉のクローバーをここで見つけたんだよ!」
「うそ!ほんとに?」
そう言う菜音くんに私はここだよと教えてあげた。
「ちょっと探そうよ」
「うん」
どれだけ探したかわからないが気がついたら2人草に入り尻もちついたりとしたので服が汚れてしまった。
「あ、おしり」
それに前日雨が降ってたせいで土も濡れててパンツまで土が染みこんで気持ち悪い感触になった。
「なんか、うんちみたい」
「あははははは!うんちっち」
私達は沢山笑った。
そして、虫を見つけてはお互い見せ合ったりもした。
「菜音くん、四つ葉のクローバーないね」
「三つ葉ならあったからこれあげる」
「ありがとう」
四つ葉のクローバーをしばらく探しても見つからないので三つ葉のクローバーで良しとし、2人仲良く手を繋いでおばあちゃん家をめざした。
信号もドキドキしたけど右見て左見て右見て左見て手をあげて渡った。
湿ったお尻が冷えてパンツがお尻にくっつくのが少し気持ち悪くてそれを手で直しながらおばあちゃん家に着いた。
1kmの長旅で私達は少し疲れていたがやり切った感があった。
(きっと私達だけで来たと知ったらおばあちゃんは凄いねと褒めてくれるはず)
「おばあーちゃーん!来たよー!」
「心春ちゃんのおばーちゃーん来たよー!」
2人叫んだけどおばあちゃんは出なかった。
「いざしゅっぱーつ!」
家の近所の公園に2人で勝手に行く事はあったが外の道を大人無しで歩くのは私も菜音くんも初めてだった。
線路を越え遊歩道へと入り進んでいく。
遊歩道を進むと左手側に河川敷がある。
「菜音くん私この前ね、四つ葉のクローバーをここで見つけたんだよ!」
「うそ!ほんとに?」
そう言う菜音くんに私はここだよと教えてあげた。
「ちょっと探そうよ」
「うん」
どれだけ探したかわからないが気がついたら2人草に入り尻もちついたりとしたので服が汚れてしまった。
「あ、おしり」
それに前日雨が降ってたせいで土も濡れててパンツまで土が染みこんで気持ち悪い感触になった。
「なんか、うんちみたい」
「あははははは!うんちっち」
私達は沢山笑った。
そして、虫を見つけてはお互い見せ合ったりもした。
「菜音くん、四つ葉のクローバーないね」
「三つ葉ならあったからこれあげる」
「ありがとう」
四つ葉のクローバーをしばらく探しても見つからないので三つ葉のクローバーで良しとし、2人仲良く手を繋いでおばあちゃん家をめざした。
信号もドキドキしたけど右見て左見て右見て左見て手をあげて渡った。
湿ったお尻が冷えてパンツがお尻にくっつくのが少し気持ち悪くてそれを手で直しながらおばあちゃん家に着いた。
1kmの長旅で私達は少し疲れていたがやり切った感があった。
(きっと私達だけで来たと知ったらおばあちゃんは凄いねと褒めてくれるはず)
「おばあーちゃーん!来たよー!」
「心春ちゃんのおばーちゃーん来たよー!」
2人叫んだけどおばあちゃんは出なかった。