Mazzo d'amore
「お疲れ様!」
「おお!タオルありがとう」
「あの!凄いカッコよかったです!」
「はは、心春ちゃんもありがとう」
私達3人話しているとさっきスパーリングした男性が私に向けて声をかけてきた。
「あれ?心春ちゃん?なんで?」
「え?」
顔を見るも知り合いに見た事ない。
短髪黒髪のスラッとした高身長イケメン。
少し顔に幼さがあるものの可愛いタイプ。
稜くんはどっちかと言うとクールな顔立ちをしてて私の好きな顔。
このお兄さんは稜くんと違い可愛いらしい顔なので私の好きな顔だ。
「どっちも好きなんかい!心春ってほんとタイプないよね」
みゆがまた私の心を読んで私にツッコんで来たから一旦無視してお兄さんに返した。
「えっと……だれ…ですか?」
「うっそ!覚えてないの?ショック!」
男性は手で顔を抑えやれやれとした。
「あの…お名前は?」
「仕方ないなぁ……菜音だよ!渡辺菜音!」
「ああ!菜音くん!」
どうりでわからないはずだ。
最後に会ったのは小学5年生の夏休み。
当時はまだまん丸い饅頭みたいな子だったもんね。
千と千尋の神隠しの坊みたいだったもんね。
…
…
…
え?
…
…
…
「うええええええええええ!!!変わりすぎでしょー!普通、女の子は変わるけど男の子はそんな変わらないはずでしょー!!!昔の面影ないやん!昔、饅頭だったじゃん!坊が居なくなったら湯婆婆に怒られるよー!」
私は腰を抜かして驚いた。
もしかしてやった?イジった?
割と失礼な質問をしそうになった。
「そう言う心春だってめっちゃ細くなって……か…かわ……良くなってんじゃん!」
そんな私達の会話を見ていた稜くんはニヤニヤしながら菜音くんにこう言った。
「この子が菜音が小学生時代に好きだった子?」
「え、いや!ち、違いますよ!」
「ふーん、じゃあ俺が好きになっても良い?」
「え!それは…」
いや、なにこのイケメン二人が私を取り合うラブコメ展開。
最高なんだが。
「おお!タオルありがとう」
「あの!凄いカッコよかったです!」
「はは、心春ちゃんもありがとう」
私達3人話しているとさっきスパーリングした男性が私に向けて声をかけてきた。
「あれ?心春ちゃん?なんで?」
「え?」
顔を見るも知り合いに見た事ない。
短髪黒髪のスラッとした高身長イケメン。
少し顔に幼さがあるものの可愛いタイプ。
稜くんはどっちかと言うとクールな顔立ちをしてて私の好きな顔。
このお兄さんは稜くんと違い可愛いらしい顔なので私の好きな顔だ。
「どっちも好きなんかい!心春ってほんとタイプないよね」
みゆがまた私の心を読んで私にツッコんで来たから一旦無視してお兄さんに返した。
「えっと……だれ…ですか?」
「うっそ!覚えてないの?ショック!」
男性は手で顔を抑えやれやれとした。
「あの…お名前は?」
「仕方ないなぁ……菜音だよ!渡辺菜音!」
「ああ!菜音くん!」
どうりでわからないはずだ。
最後に会ったのは小学5年生の夏休み。
当時はまだまん丸い饅頭みたいな子だったもんね。
千と千尋の神隠しの坊みたいだったもんね。
…
…
…
え?
…
…
…
「うええええええええええ!!!変わりすぎでしょー!普通、女の子は変わるけど男の子はそんな変わらないはずでしょー!!!昔の面影ないやん!昔、饅頭だったじゃん!坊が居なくなったら湯婆婆に怒られるよー!」
私は腰を抜かして驚いた。
もしかしてやった?イジった?
割と失礼な質問をしそうになった。
「そう言う心春だってめっちゃ細くなって……か…かわ……良くなってんじゃん!」
そんな私達の会話を見ていた稜くんはニヤニヤしながら菜音くんにこう言った。
「この子が菜音が小学生時代に好きだった子?」
「え、いや!ち、違いますよ!」
「ふーん、じゃあ俺が好きになっても良い?」
「え!それは…」
いや、なにこのイケメン二人が私を取り合うラブコメ展開。
最高なんだが。